前任地の姫路工業大学(今の兵庫県立大学)でも,前前任地の国立研究所に勤務していた時期も,研究費の不正利用は「あたりまえ」だったかもしれません。「旅費法」(国家公務員等の旅費に関する法律)の附則に基づいて「定額支給」が普通だったので,「カラ出張」をして,安い宿に泊まり,安い飯(コンビニのおにぎりとか)で食いつなげば,小金を稼げたでしょう。純粋な「カラ出張」の例は稀だったと思いますけれど。
昭和 25 年(1950年)頃に 作られたらしい「国家公務員等の旅費に関する法律」(通称旅費法)についての国会での再審議は,NHK で放送された録音を聴いただけだけど記憶をしていて,結果的には(例えば名古屋工業大学から茨城のツクバまで)クルマで移動する場合は 1 km 移動あたり 37 円まで支給できるというようなルールができたはずと思うけれど。
Mk 省管轄のツクバの実験施設で測定装置の一部が不具合を起こしているということで「名古屋に持ち帰って修理する」「直してツクバへ持っていく」とか,クルマを使わないと「しにくい」でしょ。修理の対象は数 kg くらいの重量があるのだから,「精密機械」などを,手持ちで「新幹線とバスで移動する」て,本気でするなら「他の乗客の皆さんに迷惑をかける」でしょう。
Mk 省からの指示を受けたらしいN工業大学の職員様達からは「公共交通機関(新幹線とバス)」を使って移動したことにしとけ。そう言えば,ガソリン代や高速道路料金などの料金 KEK-PF 様から支払ってもらえるから」みたいに言われたけれど。
ダメなのは「N工業大学の人たち」と「KEK-PFの人たち」とのどちらでしょうか?
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